ご挨拶

はじめまして

はじめまして。 35歳(正確には34歳9ヵ月)で自己免疫性肝炎にて入院しました。 もちろん入院時は自己免疫性肝炎という診断ではなく、急性肝炎による急性肝機能障害だったと記憶しています。

2016年3月23日水曜日

入院19日目


3月11日。入院19日目。
採血あり。
運命の肝生検結果を知る日です。



昨晩飲んだ、センノシド。朝には効かず、昼頃ようやく排便。固い泥のような状態でまだ残っているような感じがします。

11時30分頃、主治医の先生に呼ばれ、詰所で血液検査と肝生検の結果を教えてもらいました。

まず、血液検査の結果は… 











AST92、ALT245。ステロイド(プレドニン)を15mgにするとのこと。5mg減量成功!月曜日に採血をして、減量してもALTが100台に下がれば退院を許可するとの話。やっと退院日が見えてきて、嬉しかったです。

そして、肝生検の結果は…(この画像の上下左右は私には分かりません。)











炎症反応がある。門脈付近に多量にあり、肝静脈にも認められる。この炎症反応は慢性でなく、急性(1、2週間以内)での炎症。門脈と静脈がつながる炎症だと、橋が架かった状態になり、肝臓が壊死し、危ない状態になった。
また、組織検査で、
(1)interface hepatitis  :あり
(2)リンパ球や形質細胞優位の細胞浸潤  :あり
(3)肝細胞のロゼット形成  :あり
(4)中心静脈周辺の肝細胞壊死  :あり
(5)胆管病変  :なし
(6)肝硬変  :なし
とのこと。
(話を聞きながらなので、不正確な点も多々あります…m(._.)m)

ステロイドが著効し、血液検査、画像検査、肝生検の組織検査により、自己免疫性肝炎と診断を確定できるとのこと。自己免疫性肝炎は通常ゆっくりと進行するので、急性での発症は多くはないそう。幸か不幸か急性肝炎様だったので、肝硬変が見られませんでした。また、難病指定の病気なので、申請すれば医療費助成が受けられると聞き、入院中で書類を揃えるのが難しいと思うので、後で担当者が病室に説明に来るからよく聞いてほしいと言われました。
(担当者の説明は別記事で書きます。)


昼から説明を聞いて、書類を書き、臨床調査個人票(新規)の必要事項を書いて、外来の内科受付で依頼をしました。

同室の方も入院中に難病指定の病気と診断されたそうで、書き方が分からないので相談しながら記入をする。この申請は窓口受理日からの助成なので(認定されなければ関係ないですが)、入院中で窓口へ行けない身としては何とももどかしい制度だなぁと思いました。もちろん、臨床調査個人票は内科受付で聞くと2週間ほど時間がいるそうなので、焦る必要ないなと思い、記入途中で置いておきました。

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2 件のコメント:

  1. 銀兎さん、いろいろと詳しい情報をありがとうございます。つい最近、家族同様の友人が、自己免疫性肝炎と診断されて、都内の病院に長期入院しました。いろいろと教えていただけれる事があって、大変助かります。ありがとうございます。

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    1. rockymermaidさん、コメントありがとうございました。
      自己免疫性肝炎のみのブログなのでそのように言って頂けると、私の励みにもなります。
      ご友人が長期入院されたとのこと。おそらくステロイドと長い間付き合わなくてはならないかと思います。私自身もそうでしたが、見た目に分からない病気だからこそ、ステロイドの副作用も含めて理解して頂ける人が近くにいるのといないのとでは心の有り様が変わります。ぜひよき理解者としてご友人を支えて頂ければと、見ず知らずの私から厚かましいお願いです。
      ブログ訪問ありがとうございました!

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